SDGs IDEAS FOR ACTION PUBLICIS GROUPE JAPAN ゴミライ!

夏休みの自由研究にも! リサイクル、地球のため、身体のため。 ゴミ弁当コンテスト2025

応募受付を終了いたしました。 たくさんのご応募ありがとうございました。

2026年も実施予定となります。
お楽しみにお待ちください!

入賞作品はこちら

入賞作品は、『エコプロ2025』(12月10日〜12月12日)の
出展ブースでも展示いたします。

年間250g。それは小さなお弁当一食分。

年間でお弁当一食分のゴミを
食べているという事実。
ゴミ問題はもはや、
私たちの健康にまで及ぶ問題なのです。

「この終わりのない課題に、
解決の一歩を」と、
昨年初開催した「ゴミ弁当コンテスト」。
全国から素晴らしい作品が集まり、
展示をした「エコプロ」で注目を浴びたり、
各自治体での展開につながるなど、
ゴミ問題への関心が広がる
きっかけを作ることができました。
そんな「ゴミ弁当コンテスト」を、
今年も開催します。

ゴミを拾い、創造力に任せて
自分だけの“作品”を作ってみませんか?
環境に関心がある、つくることが好き、
夏休みの自由研究にしたい。
参加の理由はなんでもあり。

でもそれがゴミ問題を伝える一歩になったり、
知らず知らずのうちに誰かの笑顔に
なっているかもしれない。
そんなしあわせな循環を、
私たちからつくっていきませんか?

入賞作品

作品としての美しさや創意工夫だけでなく、ユニークな視点でのアプローチや地域との関連性、作品への想いなどの観点から、総合的に評価・選定を行いました。

グランプリ

mayurick様

グランプリ

mayurick様

制作者コメント

【スタジアムグルメ】
応援してるサッカーチームの試合終了後に、スタジアム周辺のゴミを拾う活動があります。そこで拾ったゴミを使って、このお弁当を作りました。

“海につづくプロジェクト”という活動なので、街でポイ捨てしたゴミが海へ流れ、海の生き物が誤食して命を落とすのを防ぐのだろう、という程度の認識でした。
『マイクロプラスチックを人間も食べてしまってるよ』とは聞いたことがありましたが、まさか一年でお弁当一個分も摂取しているとは知りませんでした。

多かったのはお菓子やコンビニの袋、次にペットボトル。どれも『ちょっとぐらい』と捨てられたのでしょう。自分の体の中へ戻ってくるかもしれないのに。

ゴミはゴミ箱へ。当たり前を当たり前にするには、問題を他人事にしない事が大切だと感じました。ゴミ弁当を通してこれだけの事を知れて、思った以上に身近な問題として実感したので応募しました。

審査員コメント

プチプチをお米に見立てたおにぎりや、パッケージの色彩を生かしたエビフライ、スポンジを成形した卵焼きなど、食材の“らしさ”を表現する素材選びが絶妙でした。

一つひとつが丁寧に、こだわりを持ってつくられていることが写真だけでも十分に伝わります。

スタジアムの清掃活動で拾ったゴミを、「スタジアムグルメ」にしてしまう。その発想もクリエイティビティが光るポイントとして、評価させていただきました。

食欲そそる賞(榎本賞)

マミ様

食欲そそる賞(榎本賞)

マミ様

制作者コメント

【和洋中幕の内弁当】
子どもが町のゴミについての研究を始めるにあたり知った企画でした。子どもがやってみるというので、私も個人で参加してみることにしました。

住宅街に落ちている主なゴミは、吸い殻、マスク、レシートやティッシュの紙屑、アイスや菓子の包み紙、パンやおにぎりラップ、ペットボトルや缶等の気軽に歩きながら飲み食いできるようなものが多く、ゴミ拾いをする前は、そんなに落ちていないのではと思っていたのですが、目を向けてみると多くのゴミが落ちているということを知りました。

弁当はレシートを丸めると俵型になるのでそれを基準として、主に菓子ゴミとマスクに色をつけたもので制作しました。この作品ではポイ捨ては思いの外多いということを伝えたいです。

自宅の前を掃き掃除している方達や公園を管理してくれている人達が綺麗にしてくれているからこそ、気にならなかったということを改めて感じました。

審査員 榎本美沙さんコメント

どのお弁当も美味しそうで、かつ、それぞれの作品で、ゴミをどうお弁当に仕立てるかを考えられていて、美味しそうにみせる工夫が凝らされていたのでとても迷いました。
このゴミをこう使うのか!と私も驚きが多々ありました。

今回は、マミさんとさせていただきました。

本当に手の込んだ和食おかずのお弁当のような見た目、そして、レシートを丸めてごはんにする、スポンジに切り込みを入れてこんにゃくにするなどの細かい工夫にも驚きました。また、思いのほか、ポイ捨てが多いと感じられたとのこと、私自身にも気づきがありました。

リサイクルマイスター賞(滝沢賞)

tomo様

リサイクルマイスター賞(滝沢賞)

tomo様

制作者コメント

私の住む千葉県は海に囲まれた自然豊かな場所です。ごみ弁当を作るにあたって私はまずうちから近い幕張の海に向かいました。

ビーチには大きなごみより元は何だったかわからない小さなプラスチックがところどころにありました。こんなに小さかったら魚の口に入ってしまう…。そしてその魚を人間が食べるのだと思うとゾッとしました。

私は以前お寿司屋さんに勤めていました。ダイビングやシュノーケリングもやったりします。千葉県民にと身近な海がこんなにプラスチックごみに汚染されていたことがショックでした。改めて海のプラスチックを減らしたいと思いました。

「海を見ながら食べたいパスタ弁当」カラフルな野菜はビーチで拾ったプラスチック、パスタはビーチで拾った紐(多分犬のリード)その他は最寄りの駅までのごみを拾い試行錯誤しながら制作いたしました。

このお弁当を見て海ごみにもっと関心をもってくれる人が増えたら魚も人間も幸せです。

審査員 滝沢秀一さんコメント

素材を存分にいかした素晴らしいアイデアでした。海ごみへの思いも伝わってきて、拾っている姿も想像できました。海ごみを拾いたくなる一品です!

魚もよろこぶで賞

ぱんだ様

魚もよろこぶで賞

ぱんだ様

制作者コメント

海の近くに住んでいます。
海はぱっと見るときれいですが砂浜にはたくさんのごみが落ちています。拾っても拾ってもまだまだ落ちているし、ごみ拾いは暑かったり臭かったりするし、ごみを拾いがむなしく感じることもあります。

今回、ゼロ・ウェイストホテル宿泊の賞につられて海ごみ弁当づくりをしてみることにしたところ、ごみ拾いが宝探しのように感じ、楽しくごみ拾いができました。

弁当が作れるようなごみがあるかなと思っていましたが、砂浜で30分ほど拾っただけでいろんな形や色や素材のものが手に入りました。

力を入れるとホロホロになるゴミもありました。私が拾った1つのごみは、拾わなかったらバラバラになって何百のごみになったかもしれません。

ごみ拾いを一緒にしている我が子たちもごみに興味を持つようになりました。こうして1人1人が少しずつでもごみ拾いに取り組むことが大きな力に繋がるのかなと思っています。

審査員コメント

身近な海岸のゴミを、ここまでユーモラスかつリアルに表現できるなんて、本当に素敵です!カップ麺の器に詰め込まれた色とりどりの“海の落とし物”たちは、思わずじっくり観察したくなる魅力にあふれていました。この作品を見たら、きっと魚たちも笑顔になってくれるはず。

そんな希望を感じさせてくれる、心温まるゴミ弁当でした!

未来の天才賞

ペンニック・あざにっく・ペン様

未来の天才賞

ペンニック・あざにっく・ペン様

制作者コメント

夏休みの自由課題をさがしている時に、このコンテストを見つけました。
このコンテストを見つけた時は、早くごみひろいをしたいとワクワクしていました。

実際にお母さんと団地の中のごみ拾いをしたら、タバコの箱、ビニール袋などのいろいろなごみがありました。その中でも1番多かったのは、あめやスナック菓子などのお菓子の袋でした。
ごみがくさくてイヤな気持ちになりました。ごみを捨てる人は変えられないけれど、ごみを拾う人が増えたら町がきれいになると思います。

お弁当には、いろどり、すきま無く、そして、おいしそうに見えるように工夫しました。
引き続き、コンテストがなくてもごみ拾いを続けていきたいです。
今度はお友だちをさそってごみ拾いをしてみようかな。

審査員コメント

団地で拾ったごみを、こんなに美味しそうなごちそうに変えてしまう発想力と手先の器用さは、まさに天才のセンス!カラフルなお菓子袋や小物をバランスよく使い、細かいところまで本物そっくりに仕上げている工夫も見事でした。

これからも、楽しみながら町をきれいにする“未来の天才”として、どんどんチャレンジしてください!

気軽に参加しよう賞

Sunshine Dan様

気軽に参加しよう賞

Sunshine Dan様

制作者コメント

Creating art from recycled materials is refreshing.
Every material has an unique color and texture.

I had a lot of fun creating this bento.

Hope this inspires people to repurpose the materials so there is less waste for planet earth. I hope it makes people smile.

I care about the environment and I love making creative things.
Thank you for the contest. I'm so happy to participate.

リサイクル素材でアートを作るのは新鮮でした。
どの素材にも独特の色と質感があり、この弁当を作るのはとても楽しかったです。
この作品が、地球の廃棄物を減らすために素材を再利用するきっかけになればと思います。そして、人々の笑顔につながれば。

私は環境を大切に思い、創造的なものづくりが大好きです。

審査員コメント

身近にあるゴミを気軽に詰め込んで、明るくカラフルなお弁当に仕立てているのがとてもユニークでした!ゴミとは思えないほど、鮮やかですね。

楽しみながらつくったのが、見ているだけで伝わります!色や素材感に着目して、食材を選んでいるところもポイント。

気軽さの中に、ゴミそのものを見つめ直す姿勢が感じられる、地球への愛にあふれた作品です。

SDGs Week EXPO 2025 エコプロ2025 ゴミ弁当屋

地球環境に配慮した製品やサービスの展示会 エコプロ2025に
入賞作品が並ぶ
「ゴミ弁当屋さん」が登場!

2025年12月10日(水)〜12日(金) 10:00〜17:00
会場:東京ビックサイト[東ホール]

実際にゴミ弁当をつくれる、
ミニ体験もご用意しています。
楽しみながら、ゴミ問題について
考えてみませんか?

エコプロの情報はこちら

特別審査員

特別審査員として以下のお二人に審査していただきます。
榎本美沙さんは、“口にゴミが入ることをなくす啓発運動”である本コンテストについて、食に携わるプロフェッショナルという観点から審査いただきます。
また、滝沢秀一さんにおいては、清掃員としてゴミにまつわるあらゆる知見や視点を活かしていただき、ゴミ弁当を審査いただきます。

榎本美沙さん(料理家/発酵マイスター)

発酵食品、旬野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌などで活躍中。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。登録者数34万人を超えるYouTube「榎本美沙の季節料理」。

Instagram(@misa_enomoto)も人気。最新刊『毎日の発酵食材レシピ手帖』(GAKKEN)が好評発売中。その他著書多数。

滝沢秀一さん(芸人/ゴミ清掃員)

お笑いコンビ「マシンガンズ」の活動の傍ら、ゴミ収集会社で清掃員として勤務。ゴミ収集時に見えてくる「社会世相」「食品ロス問題」「環境問題」などを自身の体験をもとにSNSや執筆、講演会などで発信している。

ゴミ弁当のつくりかた

ものづくり未経験でも大丈夫! ゴミ弁当のつくりかたをわかりやすくご紹介します。
動画もしくはPDFの2つからお好きな方をご覧ください。

審査基準

  • 作品としての美しさがあるか
  • 創意工夫に富んでいるか
  • ユニークな視点からテーマにアプローチしているか
  • 作品にどんな想いが込められているか

上記の観点から総合的に評価・選定をいたします。

実行委員会と特別審査員2名により審査を行います。

榎本美沙さん(料理家/発酵マイスター)

滝沢秀一さん(芸人/ゴミ清掃員)

賞

当コンテストでは、あらゆる観点から優秀者を選出し、それに合わせた各賞をご用意しております。
なお、受賞者の発表は、本WEBサイトとpublicisjapan公式Instagram にて行います。
(9月末から10月中旬を予定)

受賞された方には、登録されたメールアドレス宛に受賞通知をお送りします。
発送は発表から1ヶ月以内を予定しておりますが、状況により多少前後する場合がございます。

グランプリ

徳島・上勝町
「ゼロ・ウェイストアクションホテル」
親子3名宿泊券

日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言をした徳島県上勝町にある、ゼロ・ウェイストアクションホテル
「HOTEL WHY」の宿泊券をプレゼント。(※3名様分となります)

食欲そそる賞

(榎本賞) コーヒーを再生した
お弁当箱
「BENTO box COFFEE」

まるで本物の弁当のように、食欲をそそられる作品に贈る賞。 コーヒーかすと竹の粉といった植物由来素材でできたお弁当箱。土に埋めると約半年後から自然の力で分解されていきます。

リサイクルマイスター賞

(滝沢賞) 使い切れない
屋久杉で作られた
「森のマイボトル 屋久杉」​

ゴミの再利用の仕方に巧みさが光る作品に贈る賞。​ 倉庫に眠ったままになっていた、屋久島の倒木・土埋木や昔伐採された後に残った切り株を活用し生まれたマイボトルです。​

魚もよろこぶで賞

PADIオリジナルグッズ
「PADIキャップ
(シャーク)」

海や川で集めたゴミを使い、魚たちも思わず微笑んでしまいそうな作品に贈る賞。 再生ペットボトル8本分相当を使用した素材でできたPADIキャップは、シンプルで使いやすいデザインです。

未来の天才賞

サステナブル
スマートノート
「ロケットブック」

弁当アーティストとして将来が待ち遠しいと思える作品に贈る賞。 書きこんだページをアプリで読み取って電子化できるため、紙を使わず環境に優しいノート。1,000回以上繰り返して使用できる便利アイテムです。 ※10代までの参加者から選出いたします。 ※色は変更になる可能性がございます。

気軽に参加しよう賞

無農薬、無化学肥料で栽培された
「有機 玉露」

ゴミ問題に向き合う一歩を踏み出した、その可能性や発想に光を感じる作品に贈る賞。 農薬が撒けない分、ことさらに手間をかけて大事に育てられた玉露。グラマラスで濃厚な旨味が口の中をめぐる、贅沢な時間の一杯をどうぞ。

皆さんが拾ってくれた陸のゴミは、
そのまま拾われないと、海に流れ着いて、
そして、海の中でも海洋ゴミとして
存在し続けてしまいます。
「海洋ゴミ」について学んでみましょう。

海へと続くゴミ問題 詳細はこちら